麻酔って、怖い!?

師も走る師走・・・師走でなくても走り回っている方、深井です。

皆様も忘年会に飲み会にお仕事に(笑)

お忙しいと思います。

先日私も西本と同様、学会で福岡まで行って参りました。このお話はまた今度?

さて、タイトルの『麻酔』ですが、最近はいわゆる高齢犬が増えてきていることもあり、皆様、手術と麻酔についてはわからないことも多く、疑問も多いのではないでしょうか??

そこで、今回は学会や大学病院麻酔科での研修などの点も踏まえてちょっと麻酔のお話をしてみます。

『麻酔』って一言にいっても、大きくは『局所麻酔』と『全身麻酔』の2つに分けられます。

が、動物医療は全身麻酔のほうが圧倒的に多いんです。理由は・・・動いちゃうから。だけじゃないですが、私たち人との体のつくりの違いやいろんな理由があります。

そんななか、よくある質問ですが・・・『全身麻酔』って危なくないんですか??とか。もう高齢だから麻酔は危ないですよね?!とか。

はい、よく聞かれます。

答えはイエスでもあり、ノーでもあります。残念ながら医療においても動物医療においても『絶対』はありません。

ですが、きちんとした『知識』と『状態の把握』とそれに基づく『麻酔計画』、考えられる『リスクの把握』・・・と複数の物事を一本の糸にまとめ上げるようにして麻酔の安全性は格段に上がります。ですので、私たちはその子が麻酔をかけられて危なくないのかを常に考えて麻酔を検討します。

ここに挙げた麻酔計画・・実はすべての子にすべて同じに麻酔をかけているわけではありません。手術内容やその子の体調に合わせて複数のお薬を組み合わせて使ったり、量を変えたりしています。

つまり、多くの子は高齢であっても麻酔をかけることはできるんです。なので、『高齢だから』の一言で治療を諦める必要は必ずしもありません。もちろん、麻酔のリスクが高くて、得られる利益が少ないのであれば問題ですが。

『麻酔』はちょっと深ーい世界なので、気になることがあったら是非、聞いてみてください。

 

福岡では明太子くらいしか食べられなかった深井でした(笑)