超音波検査の躍進!!?

ランニングをするとまだ翌日に筋肉痛がある方、深井です。

超大型台風による色々な被害が心配されているところですね。

さて、前回の続きですが・・・

運動器疾患、どうやって診断するの??についてです。

一般的に思い浮かびやすいのは、まずレントゲン検査をしましょう!というお話かと思います。が!!

ちょっと待ってほしいのです!

レントゲン、もといX線検査で写し出されるのは主に骨です。関節を構成する靱帯や腱などは写りません。ですので、まず「X線検査」を行う、というのは得策ではないことがあります。では、どうするのか??

そもそも運動器疾患を疑うのは、歩き方がおかしい、肢を挙げている、動きたがらない、などの行動の変化が伴っているから疑ったはずなのです。

ですので、まずは歩き方を確認し、問題を絞り込み、全身を触って、関節の動きを確認して異常を探します。そのうえで、X線検査・・・が通常の流れですが、関節の問題の場合、主に異常が生じるのは靱帯や腱、筋肉などの骨以外の部分です。つまり、X線検査だけでは確認できない問題があるのです。

ではこれらは確認できないのでしょうか??MRI検査で確認するという方法がありますが、これは全身麻酔も必要とし、コストもかかります。そこで、最近、超音波検査を用いることが人医学領域でも増え始め、獣医学領域でも徐々に広がり始めています。当院でも5~6年前より私が取り組んできていましたが、今年、専用の超音波機器を導入し、これを用いて、より正確に診断ができる様、努めています。超音波検査の利点は、何より筋肉、腱、靱帯といったX線検査では評価できない部位を確認できること、そして、全身麻酔がいらず、動的な(動かしながら)関節や筋肉の評価ができることにあります。不利点は・・・多少の毛刈りが必要になることがある、まだ現在進行形で発展してきている手法であるため評価基準が不透明なものがある点、でしょうか。ですが、今後の運動器評価に欠かせない検査法になっていくと思いますので、気になる方は遠慮なくご相談ください。

こちらが私の愛機?です(笑)。

今回は、ひとまず整形外科的な運動器診断について?になってしまった気がします。

頚や腰が痛いときは??という方!また後日としましょう!!

実は肘やら膝やら靱帯を痛めたことがある深井でした。

それでは。