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酸素飽和度

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記入者:受付事務

こんにちは 獣医師の中島です。 最近、肺炎や医療系の話題が世間でも多いせいか、専門的な言葉でもどういうものかすぐにわかって頂けることが増えた気がしています。 たとえばワクチンのあとの「アナフィラキシー」。 アレルギーの反応の事ですが、 通常でしたら耳慣れないこの言葉も、テレビなどの報道でさかんに取り上げられています。 また、たとえば「酸素飽和度」。 血液中の酸素の飽和している割合を示した言葉ですが、 日常生活ではまず使わないのではないでしょうか。 病院で入院したり、受診したりすると測定される場合もあると思いますが、そうでない限りはほぼ使わない単語だと思います。 それが、最近では「肺炎の自宅療養」や「ホテル療養」などで重症度の目安として使用されて注目を集めており、 いざという時の備えとして測定機器を個人で準備している方もいらっしゃると思います。 コロナ以前では考えられないことですが。 この酸素飽和度は動物でも正常範囲は人間と全く同じです。 動物が生きていくうえでいかに酸素が重要かということがわかります。 このような医療用語がテレビや新聞に散乱し、日常生活にまで入り込んでくるような状況は、 本来望ましくはないと思います。 様々な方がそれぞれの場所で踏ん張っておられることと思います。 それぞれのご無事をお祈りするとともに、 一歩ずつでも終息に向けて、自分にもできることをしていきたいと思います。  
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