オルソペッツとは?

アメリカデンバー北西部郊外のコロラド州ウェストミンスターを拠点としてどうぶつの義肢装具を作成している義肢装具製作所になります。これまでOrthoPetsは35カ国から13,000以上のペットに関わり、毎月平均180症例の義肢装具を各国へ提供している世界規模で活躍している義肢装具製作所です。
OrthoPetsの義肢装具は動物の動作分析、姿勢を評価するところから始まり、3Dスキャナー、パソコン上での編集、3Dプリンター等を駆使し力学的にどのように義肢装具の力が加われば動物が楽になるのか、生活の質が上がるのかを考察し、症例それぞれに合った最適な義肢装具を作成しております。

アメリカ生まれの革新的動物義肢装具に感動!



私達はアメリカのMartin Kaufmannが創設したOrthoPetsの優れた動物医療用義肢装具に、関心を持ちました。コロラド大学(CSU)にお願いし、外科とスポーツメディスン専門医のDr. Felix Duerrから足に障害を受けた動物に対する義肢装具の適応とその方法を、動物リハビリテーション部長のSasha A. Fosterより、動物が義肢装具を受け入れるためのリハビリテーションを学びました。OrthoPetsのMartinからは、四肢歩行動物のバイオメカニックス、義肢装具の力学、形の持つ意味等の教育と、装具製作の基になる型取り、長く快適に使うためのメンテナンスの指導を受け、私たちは少しずつ義肢装具学の基礎知識と技術を身につけることができました。



このように何度も研修を受ける中で、実際に障害を持つ動物が活発に動く姿や、家族の喜ぶ姿に出会い、その素晴らしさに一同改めて装具に対する期待と感動を深めました。
準備が整った事で2017年よりOrthoPetsに義肢装具の製作依頼と、これを動物が受け入れて使うためのリハビリテーションを開始しています。最初は障害を持った動物が立つ・歩く・走る姿を見て驚きましたが、当たり前のように走る・飛ぶ・泳ぐ事に、多くのクライアントから想像以上と喜ばれています。



コンピュータ解析から製作される義肢装具は非常に精密で足に負担をかけにくいと定評があります。また日本の小型犬にも特殊な例を除いてほぼ適応可能です。きっとご覧いただいた皆様を驚かすことでしょう。
2019年春、アニマルクリニックこばやしは、アジアで唯一OrthoPetsのパートナークリニックに認定されました。私たちは四肢に障害を持つ動物の足をよみがえらす世界最高水準の義肢装具の入手と、動物がこれを受け入れて楽しく使うお手伝いをいたします。
 

Ortho Petsの装具を使用した症例

栗田クッキーちゃん

左前十字靭帯完全断裂を呈しましたが、年齢のことを考慮して手術は行わず、装具で関節の負担を軽減させています。装具にすっかり慣れることができて、念願のボール遊びをすることができるようになりました。

飼い主さまの声  手術という選択肢はなかったので、装具を作る事はほぼ決めていましたが、まだ歩けているのでもう少し様子を見てからでも良いかな・・・と言う迷いはありました。左足をかばって歩いている為、右足に負担がかかり今後右足にも支障をきたす可能性がある事、左足がきちんと使えていない為、左足の筋力が落ちている事を先生からお聞きして装具を作る決断をしました。
 しかし、真っ黒の装具に正直テンションが下がり、何か可愛くアレンジできないものかと思っていました。そんな時に柄付きの装具の提案を頂き、完成が一気に楽しみになりました。バンドのところも色付きになったら更に良かったですが、それでもピンク色の装具を見た時にはテンションが上がりました。
 装具を付ける手順を丁寧に教えて頂いたので、理解はできているのですが、何をされるのか不安になっているくぅちゃんを相手に一人で装着するのはとても辛かったです。それでも先生方のアフターケアのサポートのお陰様で、私もくぅちゃんも徐々に慣れてきて、今では毎日装具を付けてお散歩に行っています。装具を付ける事で、くぅちゃん自身の足の辛さが軽減されているのか、長距離のお散歩も行ってくれる様になりました。
 装具と出会う前までは、いつまで歩けるのだろう・・・いつまで一緒にお散歩出来るのだろう・・・と、不安と心配の日々でした。でも今では、くぅちゃんの大好きなボール遊びがまた出来る様になるかもしれないと、これからがとても楽しみになりました。可愛い補装具を付けていろいろな場所へ出かけて装具の事を知らない方達に知ってもらえたら嬉しいなぁと思っています。勝手にそんなお役目があると思って楽しんでおります。